2018年4月3日火曜日

Photoshopの「人工知能」を利用した新機能を試してみる。


こんにちは、オフィス狛 デザイン部のSatoです。
今回の記事は最近話題のAIを使ったAdobeソフトの機能の話です。

Adobeの人工知能利用といえば去年公開された「Adobe Sensei」が有名ですよね。
写真を参考用のイラストのタッチに変換する機能や自動で素材を探して色々なパターンの合成図を作ってくれる機能など……今までにない画期的な機能ばかりでした。

今年初旬にアップデートされたPhotoshop cc 2018で追加された「被写体を選択」機能は人工知能で画像中のメインの被写体を選択してくれているという話を聞いたので精度を試してみました。
「被写体を選択」機能はPhotoshopメニューバーの「選択範囲」の中にあります。
ワンクリックで選択範囲を作ってくれます。

メインの被写体がわかりやすい写真で試してみました。


綺麗に選択してくれました!
苺のヘタの部分は一部背景が選択されていますが簡単な調整で済みそうです。

次は背景が複雑なこの写真で試してみます。


中央のウサギをちゃんと選択してくれました!
他のウサギ部分は避けてくれていますが少し床や壁部分を選択してしまっています。
似た色調のものを見分けるのは自動選択機能と同じでやはり苦手なようです。

難易度を高めにしてみましょう。

フリー素材の背景が白で被写体も白の画像です。

背景の透けてる部分と影になっている部分が誤選択されていますが想像よりもずっと綺麗に選択してくれました!

クイック選択でササっと選択した場合よりも素早くワンクリックで選択してくれたので時短になりそうです。
ただAdobe Senseiのデモのようにこれだけ使えば完成!という訳では無さそうです。

他の機能でも人工知能が利用されています。

他にもPhotoshop cc 2018には画像解像度機能の再サンプルの中に「ディテール保持2.0」という項目が追加されました。

こちらの機能は人工知能が拡大した際のノイズやボケを軽減してくれているそうです。(昔話題になった人工知能が綺麗にイラストを拡大してくれるサイト、waifu2xに似た機能です)

左がディテール保持2.0(ノイズ軽減無し)で拡大したもの、右は前バージョンからある自動で拡大したものです。自動よりもディテール保持2.0の方がくっきりしています。
ノイズを軽減の数値を上げればイラストなども綺麗に拡大できそうです!
個人的には仕事での実用はまだ難しいと思いますが、この機能が進化すれば、画質が悪い画像でも印刷は難しくともweb画面なら違和感なく使えるようになるかもしれないですね!(このまま進化し続けると刑事ドラマでありがちな画質の荒い防犯カメラ映像でも特殊処理で犯人の顔まではっきり見えるようになったりしてくれたりしそうですね)


まだ、Adobe Senseiのデモンストレーション程の事はできないようですが、前バージョンよりも確実に進化している事は実感できました。
今後のアップデートでAdobe Senseiのデモンストレーションで発表されていた機能が誰でも使えるようになるのが楽しみです。

余談ですが、私が人工知能による画像編集の進化を一番実感したサービスをご紹介します。
Image-to-Image Demo - Affine Layer
人工知能がラフから猫や建物、靴やカバンなどのリアルな画像を生成してくれます。

試しに猫が自動生成される機能を使ってみました。
数秒で描いた落書きにリアルな毛が生えました!1分もかかっていない作業でここまでできるのですね!


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