オフィス狛 技術部のKoma(Twitterアカウントの中の人&CEO)です。
3月23日(金)、24日(土)の2日間、
「teratailがおくるITエンジニアの問題解決カンファレンス」というコンセプトのカンファレンス、
MANABIYA -teratail Developer Days- に行って来ました。
今回は2日目の感想&レポートです。
(1日目についてはこちらをご覧ください。)
というわけで、2日目も変わらず良い天気でした。
では、各セッションごとに感想を書いて行こうと思います。
【基調講演】技術者としての成長のための技術トレンド
まずは屋上で行われた「技術者としての成長のための技術トレンド」です。SPEAKERは及川 卓也さん(@takoratta)です。
スライドはこちらです。
ご本人も後から「昔話の件」はツイートしていましたが、私としては、昔話が本当に面白かったです。
及川さんは華麗な経歴をお持ちなので、
「どうしてその会社に入ったのか?」「どうしてその会社を辞めて別の会社に入ったのか?」
どの話も興味深かったです。何より、その話が『技術トレンド』に繋がって行くんですよね。
(実際にその場で聞いてないと、なかなか伝わり難いのですが)
セッションでも、最後の方で「結局、気持ちが大事」とありました。
やっぱり「心踊らされる」ことが重要ですよね、成長には。
また、異なるドメインの事を学ぶ時、例え『仕事には不要』となっても、『仕事で必要なようにする』という動機付けで考えると良い、というのも納得でした。
「ワクワクする仕事をこれからして行きたいな」というのが、私の感想です。(小学生並みの感想になってしまった・・・)
【基調講演】エンジニアのための自分経営戦略
続いて、これまた屋上で「エンジニアのための自分経営戦略」というセッションを聴きました。SPEAKERは西尾 泰和さん(@nishio)さんです。
スライドはこちらです。
ツイートの通り、西尾さんが、直前の及川さんのセッションを引用しつつの講演だったので、まさしく前編・後編のようでした。及川さんと西尾さんの講演が前編と後編のようだった。#MANABIYA pic.twitter.com/vCja1paBA0
— オフィス狛 (@officekoma) 2018年3月24日
「異なるドメインの事を学ぶことの重要性、心踊らされる事を学びに」というのは分かるけど、リソースは限られているよね、と。
知識を得る為の時間投資、時間というリソースの配分決定、これが自分経営である。
そして、そこから、知識獲得戦略としてのネットワーク作り・・・と、この辺は、実際にスライド見て頂いた方が良いです。
確かに、少しでも意識高いエンジニアは、とても忙しいんですよね。
もちろんそれが仕事であったり、勉強であったり・・・。
弊社では、エンジニアには積極的に勉強会に参加するように仕向けていますし、そういった事が可能な体制作りを行なっています。
何かを発信する、という意味だと、ブログも一つの手段です。
「Give&TakeはGiveから始まる」という事ですね。
ちなみに、機器トラブル等で、セッション中、何度か間が空いてしまいましたが、それが良い感じにアクセントになっていた気がします。
あと、きこりは少し休め。(スライド参照)
【生存戦略】技術顧問/テクニカルアドバイザーとしての生存戦略
こちら、諸事情で詳しい内容が書けません。ただ、セッションは盛り上がったし、私自身も、現在同じような境遇で他社でアドバイザーとして活動させて頂いているので、共感出来る内容が多々ありました。
【Web】Web Application 2018 From Performance Perspective
ここまでWeb技術のセッションを見ていなかったので、是が非でも見たいセッションでした。SPEAKERは古川 陽介さん(@yosuke_furukawa)です。
日本Node.jsユーザグループの代表の方です。スライドはこちらになります。
Webアプリケーションのパフォーマンスについての話でした。
過去から現在までのパフォーマンス改善の手段、Webの技術の変遷などをご説明頂けました。
スライド内にもありましたが、確かに、最近のWebアプリケーションで、JavaScriptのサイズが大きくなっている感ありますよね・・・。
余談ですが、パフォーマンス改善のバイブルは既に弊社の本棚にありました。
私だけ読んで無かったのは秘密にしながら、後でこそっと読んでおこうと思います。
興味深かったのは、これから先の未来のパフォーマンス改善でした。
あくまで予想として仰っていましたが、「レイテンシの壁を超える、ユーザーの動きを予測した投機的な先読み」です。
これに AI が関わって来ると、ユーザーが押しそうなリンクを予測して投機的に先読みする・・・なんて事が可能に??
後からツイートしたのですが、色々と問題もあるんだろうな、という気もします。
投機的に取得しておいたユーザー情報を引っこ抜く、みたいな悪さが予想されるのは、MeltdownとSpectreなどの問題があったからだな、とも思う。(逆に言うと前もって分かっているから対策も出来るだろうし)#MANABIYA #WebApp #performance
— オフィス狛 (@officekoma) 2018年3月24日
ここまでが、2日目の感想&レポートです。
実は、後2つ程セッションをまわる予定だったのですが、
最後のセッションが立ち見だったのと、部屋の広さにそぐわない人の多さにやられて体調悪くなったので、
そのまま帰宅しました。(技術スキルより、体力をつけるべき、というオチでした・・・)
以上です。前回と同様、ただの感想文になってしまいましたが、
2日間とも、本当に中身が詰まったセッションでした。
conference , JavaScript
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