オフィス狛 技術部のJoeです。
去年、Spring Fest 2019(12/18 御茶ノ水ソラシティ)が開催されました。
弊社プロジェクトの一部でSpring Bootを使用しているため、情報収集を目的に今回初めて参加してみました。
年々参加者数が増えているとのことで、とてもたくさんの方が来場されていました。
と言うことで、年は明けてしまいましたが、感想をブログに残したいと思います。
【公式ページ】
https://springfest2019.springframework.jp/
基調講演
Spring Boot 2.2の概要、2.3の紹介がありました。そのなかでも気になったのが、今後、Spring Bootはリリース周期が1年から6ヶ月と短くなるそうで、バージョンアップのタイミングにも注意が必要になりそうです。また、2.1系は2020/11にEOLとなるそうです。
Spring Boot爆速開発超絶技巧
サムライズムさんhttps://speakerdeck.com/yusuke/spring-boot-and-intellij-idea-technique
これまで開発では、STSしか使用したことが無かったのですが、「IntelliJ IDEA」とはどのようなものか、タイトルにも興味があり参加してみました。
極力キーのみで操作するということで、様々なショートカットを使用したデモでは、早い、便利と大変驚きました。
機会があれば無料版を弄ってみようと思います。
徹底解剖Spring MVCアーキテクチャー -DispatcherServletの中身を覗いてきました
カサレアルさんhttps://www.slideshare.net/ssuser070fa9/spring-fest-2019spring-mvc
Spring MVCのアーキテクチャーをソースコードリーディングで解説されていました。
スライドの内容が主にソースコードでしたので、なかなか説明に追いつけずに苦労しましたが、内部構造まで説明があり、他のセッションと比べて内容が深かったです。
(周りの参加者の皆さんは、ノートPCやタブレットでスライドを参照されて便利そうでした。。。次回は用意しようと思います)
システム間連携を担うSpring Integrationのエンタープライズ開発での活用
NTT DATAさんhttps://www.slideshare.net/apkiban/spring-integration-207667949
異なる仕様やオンプレ×クラウドなどのシステム間連携が増える中で、システム間連携の技術として、Enterprise Integration Patternsで推奨されている「非同期メッセージング」を実現するために「Spring Integration」を紹介されていました。
「Message」、「Channel」、「Endpoint」のキーワードとフローを用いた概要と、実際の作成ステップなど説明があり、勉強になりました。
Spring Developer のための コンテナ入門
Google CloudさんKubernetes、Jibと勉強不足で初めて聞く単語でしたが、Jibを使用することでJavaのアプリケーションのDockerコンテナを簡単に作成できることに驚きました。Kubernetesについては、コンテナ管理(監視や制御)を知ることができました。
JSP/JSF から Spring Web + Thymeleaf への移行
伊賀 敏樹さんhttps://www.slideshare.net/ssuser2e0217/practical-migration-from-jsp-to-thymeleaf
Thymeleafの紹介と利点についてのセッションでした。Thymeleafは使用しているので復習になりました。
Springアプリケーションのテスト道具 使いどころ、使わないどころ
いろふさんhttps://speakerdeck.com/irof/decide-to-use-test-tool-for-spring-application
Springのテスト道具として、JUnit 5、Mockito、Spring Test、Selenium、Dockerの紹介から始まり、
「原則として、テストしたいことの近くでテストを行う」、「道具の向き不向きを考えてテスト道具の使いどころを見極める」ということに重点を置いて説明されていました。
Springというより、テストについて改めて勉強になったセッションでした。
1日のセッションを通じて、自身はまだまだスキル不足だと実感しましたが、新しい情報を得ることができ、非常に勉強になりました。
次回も是非参加したいと思います。
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