狛ログ

2021年1月22日金曜日

アピアランスで文字の周りに少し大きい枠線をつくる。



こんにちは、オフィス狛 デザイン部のSatoです。


アピアランスで線を二つ作ると文字から少し離れた所に枠線が引けますが、文字と枠線の間の背景を透かしたい時に困ってしまいました。

調べてみてもなかなか当てはまるチュートリアルが見つからないですし、分割して背景色部分を消したら修正が大変になるので困りました。
しかし、アピアランスの線に効果をかけていくと「枠線の間が透明な枠線」が作れる事に気づいたので、今回はその方法を解説していこうと思います。


まずテキストを用意します。文字色やフォントなどは後から変更する事ができます。

アピアランスタブの下にある新規線を追加ボタンをクリックして線を追加します。文字と同じ色なのでわかりにくいですが枠線が文字の周りにできました。

追加した線を選択し、アピアランスタブの下にある効果ボタンをクリックします。
「パス」→「パスのオフセット」を設定するとパスのオフセットの設定画面が表示されます。

「オフセット」は文字から枠線の幅になるので好きな数値を入力します。
「角の形状」は今回は「ラウンド」を選択します。
プレビューを見て調整した後、OKボタンを押します。


離れた所に枠線はできましたが一文字一文字個別で囲われているので読みにくいですね。


追加した線を選択し、アピアランスタブの下にある効果ボタンを再度クリックします。
「パスファインダー」→「追加」を設定します。
枠が繋がりました!
枠線の幅や太さ、文字の調整などが簡単にできるので状況に応じて調整をしてください。




今回紹介した方法で作ったテキストをアピアランスで線を二つ作ったテキストと一緒にグラデーション背景の上に配置してみました。


今回ご紹介した方法で枠線を引いたテキストは、背景がないので枠線と文字の間にグラデーションが透けています!

アピランスは色々な事が出来すぎてなかなか使いこなす事が難しいですが、他のデザイナーの方が公開しているアピアランスを使ったチュートリアルを見ていると作業効率化に役立ちそうなので、これからもっとアピアランス機能を活用せねばと感じました。

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