オフィス狛 技術部のHammarです。
C#で開発中に、ある処理で値を多次元で持たせる必要があり、最初は配列で多次元化を考えたのですが、処理内容的にListを使っているので、Listで多次元化を行ってみました。
php等で配列の多次元はよく行いますが、C#でかつListで行ったことがなかったので、いろいろ調べつつ、自分への備忘録も兼ねて今回記載しようと思います。
まず基本的なListでの動きですが、通常Listに値をセットする場合等は以下のように記述すると思います。
var list = new List<string>(); list.Add("みかん"); list.Add("りんご"); list.Add("バナナ");
上記は1次元Listなので、そのまま
list[0]=>"みかん"
list[1]=>"りんご"
list[2]=>"バナナ"
というような感じで値が入ります。
で、多次元Listですが、基本的には2次元Listができればあとは応用という感じなので、一旦わかりやすく2次元Listを作ってみたいと思います。
例えば以下のようなphpの多次元配列のような感じでデータを持ちたい場合があるとします。
[0]=>{
[0]=>"みかん"
[1]=>"orange"
}
[1]=>{
[0]=>"りんご"
[1]=> "apple"
}
[2]=>{
[0]=>"バナナ"
[1]=> "banana"
}
[0]=>"みかん"
[1]=>"orange"
}
[1]=>{
[0]=>"りんご"
[1]=> "apple"
}
[2]=>{
[0]=>"バナナ"
[1]=> "banana"
}
上記を2次元Listにするには以下のように記述します。
var list = new List<List<string>>() list.Add(new List<string>()); list[0].Add("みかん"); list[0].Add("orange"); list[1].Add("りんご"); list[1].Add("apple"); list[2].Add("バナナ"); list[2].Add("banana");結果上記でいくと例えば
list[0][1]=>"orange"
list[2][0]=>"バナナ"
がデータとしてセットされていることになります。
Listの<>内にはクラスも入れる事ができるということなので、多次元化ができるということらしいですね。
なので、3次元、4次元としたい場合(そんなにないと思いますが)、さらにListの<>を入れ子にしていけば可能になります。
あと1次元Listと違って少し注意したいのが、Listに追加するときにはListの中もnewしてインスタンスする必要があります。自分はここで少しハマりました。。
以上のような感じで、Listを多次元化して処理を行う場合に参考になればと思います。
C#
var list = new List< string[] >()
返信削除で解決しませんか?
なるほど!そういう方法もあるんですね!
削除今度同じような部分を実装する場合に参考にさせていただきます。
ご指摘ありがとうございます!
そういえばListを二次元で作るにはどうすればいいんだろうと思って検索して辿り着きました。有益な情報ありがとうございます。
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