狛ログ

2019年11月30日土曜日

knex.jsで実行したSQL文を確認する。

オフィス狛 技術部のHammarです。

以前の投稿で、knex.jsのtipsをいくつか書いたりNode.jsでknex.jsを使ったSQL書き方Tips、弊社技術部のmmm(むー)が書いたりしていますが(knex.jsでfromに2つ以上のサブクエリを書く方法)、今回はもう1つ「実行したSQL文を確認する」やり方を書きたいと思います。

これ意外とよく使うのに、やり方がぱっとわからなくて、社内でもどうやるのか質問があったりしたので新たにtipsとして追加したいと思います。

もちろん公式サイトにも載ってはいるのですが、日本語対応されていないのでちょっとわかりずらいんですよね。
で、やり方は単純で、SQL実行文に.toSQL()という記述を追加することで確認可能です。

具体的には

■記述例1

knex
  .select('*').from('users')
  .where('id = ?', [1]))
  .toSQL()

上記の結果を出力すると、
bindings: [1],
method: 'select',
sql: 'select * from "users" where id = ?',
options: undefined,
のように出力されて、バインド値と実際のSQL文を確認することができます。

ちなみにpostgresqlはSQL実行文に.toSQL().toNative()と記述することで同様の結果が得られるようです。

■記述例2

knex
  .select('*').from('users')
  .where(knex.raw('id = ?', [1]))
  .toSQL().toNative()

出力結果
bindings: [1],
sql: 'select * from "users" where id = $1',

自分も最初はこのやり方を知らずに、デバッグでステップ実行してどこでSQL作っているのかずーっと奥の方まで追って行って、確認するのに結構苦労してました(苦笑)

以上のように知ってしまえば簡単なんですが、知らないとかなりやりずらいので、ご参考にしてみてください。

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